この半年ほど、忙しくて筋トレしないでいた結果・・・
過去最高の筋肉が付きました。脚中心に。
健康寿命的にはとってもいいことなのですが、元々足が太いので見た目的にはとっても悲しいです。
トイレに座って太い足をやや呆然としつつ眺めていましたら、原因は日常生活動作の変化にあるのではないかと思い至りました。
職場が変わった関係で、こまめに立ち座りするからではないか?ということです。
職場が変わると、同じ心臓リハビリを提供する側でも、やり方が変わるんですね。
新人の頃は、一人につき最大500~1000m+階段昇降をするなど、座らずにひたすら歩いていました。
自分では「毎日運動しているから体力ついてるな」と思っていたのですが、高尾山に職場の人と登った際、むしろ歩行量は少ない同性の臨床工学技士の同期に登る速度でも疲労感でも負けていました。
職場が変わり、施設が広いのでそこそこ歩く+階段昇降することになったのですが、座る時間が長かった様に思います。
ちなみにこの頃、大嫌いだった筋トレを、マシンやプロテインを使いつつ行ってみたり、HIITやスクワットチャレンジをやってみたりと意識高く筋トレしてましたが、大体1ヶ月以内にはくじける、ということをくりかえしていました・笑。
今の職場になってから、施設規模は小さい上連続で歩ける人も少ないのですが立ったり座ったりをすごくこまめに行う様になりました。座って自重トレくらいの筋トレは行いますが、これくらいは以前から同程度やっていましたし、筋トレの原則では筋肥大には過負荷をかける必要がありますから、さした影響はないかと思います。
それなのに、なぜ過去最高に筋肉がついてしまったのでしょうか?もう、前後で周径を図っておけばよかったと思う位脚が太くなり、確かな硬さを誇っています。どうしよう、この太さ…(切実な悩み)。
理学療法士で筋トレの第一人者である方の話を伺う機会が最近あったのですがたいへん興味深いものでした。骨折などの手術後に体重をかけない期間があることがあるのですが、その場合、筋トレを頑張っても筋肉や筋力がつきづらいそうなんですね。様々な研究の結果、ある程度の歩行量を維持していないと筋肉は付きづらいことがわかったそうです。
というか、歩行1万歩の筋トレ効果に相当するためには、部位によって異なりますが大抵の筋トレは何千回単位でやらなくてはいけないそうです。
歩くに勝ることはないようですが、上にも書いたとおり私の経験上では、長く歩くことより立ち座りをこまめに行うことが脚の筋肉を増やすには手っ取り早く簡単だと実感しています。
もちろん、筋トレは筋トレで行ったほうが、強度や頻度にかかわらず抑うつ効果があるとのことで、私は来るべき冬季うつに向けてぜひ習慣化したいのですが…
本当、どうしようこの脚のたくましさ…
と真剣に悩んでしまうほど手軽に脚が鍛えられてしまうので、筋トレが続かない方、時間がない方には日常生活の中での「こまめな立ち座り」おすすめです。
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