肩こり、つらくないですか?
私は昔、肩が凝りすぎてイライラしたり泣きたくなったりすることがしょっちゅうでした。
今ではその感覚が思い出せませんが…
また、ふくらはぎのだるさは仕事を始めてから常にあります。
立ちっぱなしだけど歩く仕事だからむくまない…はずなのに、マッサージ店などに行くと常に「むくんでいますね」と言われていました。
仕事の内容的に、一日50回はほぼ必ず、むくみに効くというつま先立ちをせざるを得なかったのにです。
もし、同じお悩みがある場合、おすすめなのが矢上裕氏の自力整体です。
よく、肩こり・腰痛などがある患者さんにもおすすめしたいと思っていました。
しかし、ほとんどできませんでした。
なぜなら…
①実演DVDがめちゃくちゃ怪しい
②実演DVDですごく特殊なポーズをとる
③実演DVDを通してやると大体90分以上かかる
という、致命的な欠点があったからです。
真似してみると、すぐに関節周りの触った感じも見た目もすっきりしたり、真剣にやったら1回で腹の脂肪がとても柔らかくなってびっくりしたことがあります。
しかし…DVDに写っているのは、「気持ちよさそうな声を出しながら恍惚の表情を浮かべるマッチョなおじさん」であり、そのポーズは「え?何かの宗教に入ったの?」というようなヨガよりも特殊なポーズだったりします(関係者の方すみません)。
あと、本当に真面目にやると長いです。その分聞きますが。
しかし、こんなにけなしているようなことを書いていますが…本当におすすめです。
太ももやふくらはぎがイライラするほどだるい時なんかにやると、ものすごくスッキリします。
原理としては、あの特殊なポーズが個々の筋をしっかり伸ばす、いわゆるIDストレッチ的なものを促しているためではないかと思います。
筋を伸ばすということは、同部位に通っている血管もストレッチすることができるので、近年の研究結果から、動脈硬化にも良い影響があるのでは?と密かに期待しています。
また、脇腹を延ばすポーズが多いためか、「私、こんなに深く息が吸えるんだ!」と静かに感動するくらい、息がしやすく、深くなります。
実施時の注意点は、空腹時にやらないと効果が薄いことと、周りの人に見られないようにスケジュール調整が必要ということですかね。
また、効果がありすぎることによる弊害があります。
皆さんは、手首や足首の関節がつまる、こる、という感覚を覚えたことがありますか?
普通ないかと思います。
自力整体では、心身のすみずみまでほぐれるので、体が凝ってくると、今まで自覚していなかった場所のコリまで感じるようになってしまうのです・・・!
英語に「肩こり」を表す単語は存在しないが、概念を知ってしまうと英語圏の人にも「肩こり」が存在してしまうという、一種の哲学的な現象に似たことが起こってしまうわけです。
まあ、まめに自力整体をやればいい話なんですけどね。
あとは、個人的な要因のせいかもしれません、中断していた自力整体を久しぶりに再開して集中的にやると、それこそ整体効果?好転反応?かで、筋や靭帯の不具合が出やすくなります。
これは、ゆっくり・無理せずやるべき自力整体を、自己流で急いでやってしまうためや、整体されたからこそ筋力のインバランスが出やすいのかなーと勝手に分析しています。
基本は無理せず、継続していくように本やDVDでも言われていますから、自分が悪いのですが。
あらゆる運動が、ストレッチも含め三日坊主で続かない私ですが、自力整体だけは続いています。気持ちよさや、関節がすっきりする即効性から、眠過ぎてゴロゴロしていてもしぶしぶ起き上がって特殊なポーズを取ってしまうくらいですから、おすすめです。
本当は万人に本気でおすすめしたいくらい気に入っています。ただ、DVDもやっている姿も(そしてDVD内で言っていることも)非科学的に感じられることが多いため、人には勧めにくいのが残念でなりません。
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