【実体験】草津温泉にスーツケースやキャリーバッグをおすすめしない2つの理由

これから草津温泉に行かれる方は、旅行鞄に迷っていませんか?確かに温泉だけでなく魅力的なお土産もたくさんある草津温泉、たくさん入るスーツケースやキャリーバッグを…とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
でも、はっきり言ってお勧めしません。

結論から申し上げますと、その理由とは、

1.草津温泉は坂・階段だらけで運ぶのが大変
2.草津温泉巡回バスに乗れなくなる

の2つです。
特に、2つ目は本当にきつかったです…

1つめの理由ですが、観光の代表地である西の河原や湯畑はもちろん、草津一帯が坂・階段のオンパレードです。そのため、キャリーバッグやスーツケースは持ち上げて運ぶことになる場面が多いです。おそらく、この時点でスーツケースやキャリーケースで来たことを後悔し始めると思いますが、更なる追い打ちがあります。それが、2つ目の理由です。

さて、2つ目の理由ですが、草津温泉って、細く入り組んだ坂のある道が多く、平日でも人通りが多いです。よほど運転に自信がある方でないと、かなり運転や駐車に手間取る可能性が高いです。また、宿に駐車場がない、または少ない場合も多く、天狗山スキー場駐車場の様な中心地から離れた、高台にある無料駐車場に停めることも多いかと思います。そんな時、行きも急坂または急な階段で徒歩約20分前後ときついのですが、帰りはもちろん上りになります。行きの下りでもスーツケース(もしくはキャリーケース)できつかったから、帰りはバスかタクシーでも使おうか、となります。しかし、私が行ったときは流しのタクシーはほぼ見かけませんでした、そこで、バスを使おう…となりますよね?草津温泉内巡回バスのA巡回というルートは、観光客向けに温泉街周辺を1回乗車100円で8~17時台に、概ね1時間おきに1周約30分のペースで走っており、主要な観光地を巡れる上に天狗山の駐車場の近くに停まりますから、とっても便利です(2019年9月時点)。

ところが、キャリーケースやスーツケースを持っている人はこの草津温泉内巡回バスに乗れません。バスの路線図だけ見ていると、その旨は明記されていないのでバスが来てから知ることになりました。
なぜなら、通路を塞ぐような大きな荷物はバスに乗せられないのです…!
多分女子が持つかわいいキャリーケースでも断られるかと思います。なぜかというと、このバスは福祉目的で運行しているため、通路を塞ぐ大きさの荷物は邪魔になるということの様です。スキー・スノーボードも不可とのこと。もちろん、障がいを持つ方、高齢者が優先で、譲り合うことが乗車の原則となっています。
以下、公式からの引用です。

(0.3立方m《例 30cm×30cm×30cm》、長さ1m、重量10kgを越えるお荷物は不可となります。可能なサイズはおおよそ、膝にのせられる程度のサイズとなります。

草津温泉町内巡回バスの路線図・時刻表のページには載っていませんが、バスの乗降口には「通路をふさぐような荷物」は載せていけないという掲示があります。
ただ、それを知らなかった我々はバスを待った挙句、駐車場までの帰路、上り坂を30分くらいかけて帰りました。上り途中・直後の疲労感はもちろんのこと、翌日に筋肉痛が出たのは言うまでもありません…。

ということで、草津を楽しむためにはキャリーケース・スーツケースは避けた方がよいです!なるべく荷物を軽くした上で、手持ちや肩掛け、リュックサックなどをお勧めします!


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