風邪や感染症は心臓への悪影響が大きい

先日心臓病の方では感染症予防が大事と書きましたが、もう少し詳しく書きます。

慢性心不全というのは、病気ではなく心臓に負担がかかった結果、全身の組織に十分な酸素を供給できない状態のことです。

つまり、心不全が完治することはなく、悪くなるのを予防するよううまく付き合う必要があります。

入院治療するほど悪化してしまうと、心臓の機能が落ちるだけでなく、同時に筋力や体力が落ちてしまうため、早めの治療が必要です。

しかし、感染症は心臓の負担がかなり大きいため、入院治療になりやすいです。

ですから、防げる方法があるなら防いだ方がよいのです。

また、感染症による心筋炎は若い方もかかりやすく、かかってしまうと亡くなってしまう可能性があるため集中治療室で人工呼吸器など使用しつつまず慎重に治療が進みます。

その後も、致死的な不整脈を合併することもあります。

ですから、日頃から免疫力を上げると共に、感染症の予防が重要なのです。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA