糖質制限は適度に行うことで血管へのダメージを防ぎやすく、メタボリックシンドロームが気になる方にはおすすめの食事療法です。
しかし、心臓病や血管系の病気の方や、これらの発症を予防したい方は注意した方が良いことがあります。
それは、糖質制限によって塩分摂取量が増えやすいことです。
糖質制限をすると、主食のご飯やパンを減らし、野菜やたんぱく質のおかずの量が増えますね。おかずは、特にお惣菜などは主食に合わせることを前提に作られているため、基本的にしっかり味のついたものが多いですね。それを食べる量が増えるわけですから、自然に塩分摂取量が増えやすい訳です。
塩分摂取量が少ない地域では、加齢による動脈硬化も少ないという調査があります。個人的に、これを知ったとき驚きました。加齢により血管に与える影響は、塩分摂取量によって影響されるということからね。
もちろん加齢は動脈硬化の一因ですが、減塩することによりある程度防げるんですね。
ですから、糖質制限をされる方で、心臓病や血管の病気を防ぎたい方は、野菜やたんぱく質の摂取量が増えることによる塩分摂取量の増加にも注意してゆきましょう。
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