私が実感した冷え性の足を温めるのに即効性のある唯一の手段

私は、記憶にある中では中学生の頃から冷え性です。保健体育でも習われたかと思いますが、身体発達の正常段階として、運動が頻繁に行われる場所に向かっては毛細血管が発達します。しかし、私は根っからの運動嫌いかつ文化部だったので、成長期に十分な血管発達が得られなかったものと思われます。

年月が過ぎた現在でも、冬場は特に冷たすぎてイライラする、布団に入っても全然温まらず眠れない、風呂に入ると毎回やけどしそうな位温度差を感じる、という状態です。

万年目の下のクマと共存しており、その場にいる人と比べるとたいてい手の冷たさランキングNo.1を頂ける上、焼き立てパンだと思って買ったのにいざ食べてみると口に当たった瞬間冷めきったパンということに気づくというレベルの末端冷え性なのですが、今年は例年より力を入れて冷え性改善に取り組みましたのでその結果をお伝えします。

ちなみに、私のスペックとしては、体組成検査において脚の筋量は多い域に入っており、体重に対する発達率は112%前後です。ちなみに、私が中学時代のテレビ番組で、インナーマッスルが鍛えられていると冷え性にならないと言われていましたが、当時剣道をやっておりインナーマッスルも発達している友人さえ冷え性でしたので、あまり信憑性は無い様に思います。平熱は35℃台です。日中歩いている時は足の温度は保たれており、靴下の中は蒸れます。

・シナモン

…テレビ番組放映直後に開始。毎朝飲んでいるコーヒーに適量と思われる量を入れて3か月程度経過するも、特に変化なし。

末梢血管機能を改善すると各所で言われているため、たいへん期待していたのですが私には効果がありませんでした。

・しょうが紅茶

…もう随分前から飲んでいますが、効果が高いとされる粉末の生姜を使っても目的であった平熱の上昇は認めず、飲んだ直後も特別体が温まる感じはありません。

・ゆっくり大きく回す足首回し・足指の運動

…冷え性にはこれ!と整体師さんなどに言われましたが、効果は感じませんでした。

ふくらはぎを揉む・リンパマッサージ

…特に冷え性(そしてむくみ)への効果は感じませんでした。

・こまめな踵上げ

…即効性はないため、冷たくなってから気づいて行っても、いつまでも足先は冷たいままなのでやればやるほど悲しくなってきます。あと、足は冷たいままなのに靴下内の湿度のみ上がるため、気持ち悪く感じることがあります。

・筋トレ

…腕立てなどの自重トレーニングを本気でやると全身に汗をかき滴りそうになります。ついでに足も暖かくなります。

・その場足踏み

…確認のため体感の変化と時間を測定しました。5分くらい行っていると足の冷たさの嫌な感じが減ってきます。10分近くなると手や上半身は段々汗ばんできて、15分も行っていると足は触れば冷たいのですが少しずつ暖まっているのが分かります。

ということで、個人的ランキングとしては、全力の筋トレもしくはその場足踏みなどの全身運動が冷え性改善の即効性としては高いです。

あと、手足が冷えすぎると、イライラしたり悲しくなったりして、ひどい時には周りの人に当たってしまうことがありませんか?これは、交感神経(緊張する・興奮する時に働く自律神経)が優位となっているからかもしれません。
冷え性は、温めすぎると余計悪化するとも言われていますが、無理して靴下をはかない、我慢する、などと頑張りすぎると余計ストレスになり状況を悪くしてしまうかもしれません。冷えすぎて辛い時には、まずリラックスする、温めることをお勧めします。
リラックスするには、吐くことを意識した深呼吸をするのが手軽ですね。
ハーバード式深呼吸といって、鼻から4秒吸って、7秒息を止めて、8秒口から吐く、を4回以上繰り返すという方法も冷え性に効果的と言われています。

温めることに関しては、私の身近でストレスに関して大学で学んだことがある医療従事者も、冷えた足先などを温かいものに触れさせ、そこから熱が冷たい部分に移動していくイメージングが有効だと言っていました。長期的な改善を目指すのは重要ですが、まず冷えて辛いと感じている自分をいたわることも、自律神経の面からは大切なようです。


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