新しくできた傷跡を消す方法 湿潤療法が適応・不適応の場合

年齢を重ねると、傷って治りにくくなりますよね。
かくいう私も、2週間前に動物にひっかかれてしまい、力を入れられなかったところは跡になりませんでしたが、強く力を込められた所は茶色い跡になってしまいました…。ヘパリン類似物質を塗って自分の治癒力に頼るのみです。

ところで、湿潤療法ってありますよね。平たく言うと、傷ができたら消毒せず・乾燥せずに治すという治療法ですね。消毒すると、細胞壁があるため傷を汚染する菌は死ににくいのに、傷の治癒に役立つ自分の細胞には細胞膜しかないのでむしろダメージを受けてしまうため。そして、乾燥させると自分の傷口を修復しようとする自分の細胞の働きを最大限活かせないからです。また、消毒・乾燥(ガーゼなどを当てる)と、傷が痛くなってしまうという、「辛い上に効果がない」という治療法となってしまうわけですね。

私も湿潤療法は知っていました。昔、岩風呂で滑って手の平の皮が何箇所か剥けてしまった時にも、キズパワーパッドを使用したら、痛みもなく跡も残さず治りました!しかし、今回はすぐ水や石鹸で洗って消毒し、その時のキズパワーパッドも持っていましたが使うことはしませんでした。

なぜなら、動物に引っかかれた傷であり、出血がなかったからです。

動物の場合、どんな菌を持っているか分かりません。体液による感染もあるかもしれません。ですので感染源を少しでも減らしたかったのです。また、今回は出血もなかったため、傷を治すために出る浸出液の効果も期待できなかったからです。さらに、個人的な事情として、細長い傷がいくつもできてしまったので、それを覆える大きさのキズパワーパッドがなかったのも大きかったです・笑

なので、地道にせっせと血行を良くして自己治癒力を高めるヘパリン類似物質に頼ることとなった次第です。

しかし、やや跡が残ってしまっているので、少し後悔しています。この結果を踏まえた上で、もし傷の処置をやり直すとしたらどうするかな…と思い、調べたり考えたりしました。

まず、傷はよく洗い流します。傷からの感染は怖いので、やっぱり石鹸やアルコールは使ってしまうと思います。表皮が剥がれている所は少ないので、細胞に与えるダメージも少なそうですしね。

それから、ワセリンを厚く傷の上に塗りたくります。完全な湿潤療法とは言えませんが、保護・湿潤目的には適度な厚みの油分はちょうど良いのではないかと思います。乾燥した肌って、少し引っ掛けるだけでも傷ができやすく治りにくいですしね。調べていると、ワセリンを厚塗した上にサランラップを巻く…などの手段を取っている方もいらっしゃるようですので、私もラップ・・・は少し見た目が悪いので、ガーゼを当てて軽く固定し服などにワセリンが付かないように工夫しようと思います。

あとは、自己治癒力を高めるためビタミンを意識して取り、早寝をします!また、アットノンなどのヘパリン類似物質は血行促進作用、抗炎症作用、水分保持作用があるとのこと。つまり、ヘパリン類似物質が手元になくても、これらの作用のあるものを傷跡に塗っていけば、傷が残りにくいか早めに薄くなる効果が期待できるのではないかと仮定し、ヘパリン類似物質が手元にないときはそういう作用の化粧品を塗って凌いでいました。

これからも継続し、自分で人体実験してゆきたいと思います・笑


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