【実体験】源泉一の湯に宿泊!アメニティや朝食(素泊まりなのに)について書いてく

2019年8月にオープンした草津の「源泉一乃湯」さんに宿泊してきました。お部屋が半露天風呂付だったり、キッチン付きだったりする素泊まりの宿ですが、今回はそれらがついていない標準的なお部屋に宿泊+貸切露天風呂を利用してきました。
2019年9月上旬時点では、公式ページを見てもアメニティなどの情報が未記載でしたので、宿泊前の準備で、何を持って行ったら良いのか正直迷いました。なぜかというと、「素泊まり専門」のお宿ですので、アメニティも簡素なんじゃないかなーと予想していたからです。同様の考えの方もいらっしゃると思うので、今回の宿泊で分かったことをお伝えしますね。
ちなみに、「源泉一の湯」さんの場所は、地図アプリで検索すると分かりにくいですが、湯畑の足湯側の、「頼朝」さんの左脇の坂を上っていくと見つけやすい印象でした。薬屋さんの横から上がっていく道もあるのですが、大きなカーブや裏道感があり、方向音痴の私としてはちょっと心配になりましたので…(笑)。

まず、気になるアメニティ!お部屋には歯ブラシや折り畳みのプラスチックブラシはもちろん、1セットでしたがコットン・綿棒・髪ゴムのセットになったものが置いてあります。ちなみに大浴場(男女入れ替えなし、内風呂のみ)の脱衣所には、ブラシと化粧水は置いてありますが、髪ゴムは置いていないので必要な方は部屋から持っていく必要があります。もちろん部屋・浴場にドライヤーはあります。ロッカーも鍵付きで、洗い場に入ればメイク落としも含めやシャンプー・リンス・ボディーソープ類は一通り揃っています。

客室内アメニティの写真
客室内アメニティ
ゆかた・靴下類の写真
ゆかた・靴下

また、館内通路は概ねカーペット敷きで、スリッパの用意は無いようです。お部屋に行けば、足袋型の靴下が置いてありますが、部屋に行くまでが気になる方は靴下類を持参されると良いかと思います。また、浴衣もS・M・Lがお部屋に各サイズ1枚ずつ置いてあります。身長170cm台後半の中肉の女性でも、Lで問題なく着られましたので、大体の体形の方は行けるのではないでしょうか。
タオル類は、バスタオル・手ぬぐいタオル各1枚ずつです。手拭き用はないので必要な方はお好みで。足湯スペースにはこの手ぬぐいが数枚用意されていますので、手ぶらで行っても気軽に浸かれます。
大浴場の前にフリードリンクがあるのも嬉しいですね。水・氷は勿論のこと、コーラ・カルピス・ジュース・ウーロン茶類が出る一般的なドリンクバーの機器や、コーヒー・ココアが供出される機器もあります。周りに何対かソファもありますので、風呂上りの一杯が捗ります(笑)。個人的に一番嬉しかったのは、コーヒー・ココアの提供ですね。温泉宿の朝、コーヒーが飲みたくなること、ありませんか?
そして、素泊まりなのに朝食が出ます。ちなみに、実はここでもコーヒーの提供が別口であります(笑)。
しかもこの朝食、充実しているんですよ。チェックイン時、「ご要望にお応えして、朝食のサービスを始めました」というような説明でしたので、正直期待していませんでした。でも、蓋を開けてみたら、ラタトゥイユ風の調理野菜、コーンスープ、丸パン・ペストリー、バター(マーガリンじゃなくてバターです)、スクランブルエッグ、ソーセージ、コーンフレーク、ヨーグルトです。調味料もケチャップ・マスタードだけでなくバルサミコ酢やオリーブオイルまで揃っていますし、コーヒーも牛乳も、トースターすらあります。しかも、フロント周辺の座席で食べていいとのことなんですが、どの席も大体おしゃれです…7:30~9:30(9時受付終了)ですし、ほぼ全種食べましたがどれもおいしかったです。個人的にはおまけで付けるレベルじゃないな、と思いました。

サービスの朝食の写真
サービスの朝食(一部)

貸切露天風呂は複数あるようで、1番の部屋?に行きました。湯舟としては2人でゆったり入れる大きさで、シャワールームはドッキドキのガラス張りです(笑)、もちろん目隠しできます。露天ということですが、外はウッドデッキみたいなものですしやや下に通行人も通る道がありますので、いわゆる露天風呂とし

て想像されるものとは違うように感じました。ここもアメニティ・タオル完備です。ちなみに、この露天風呂があるフロアの休憩所が、いろんな椅子やくつろぎアイテムがあって楽しいし、おそらく日帰り利用の方向けなので夜の宿泊客がくつろぐのに穴場かもしれません。

 

リラックススペースの写真
穴場的なリラックススペース

あと、スタッフの方が皆さんとっても親切です!チェックアウト後も荷物を預かってくれた上、取りに行った際には足湯まで勧めて頂きました。案内も丁寧ですし、朝食時も心配りがすごいです。

宿も、温泉は新地蔵の湯というここでしか入れない湯ですし、館内も今どきのおしゃれな感じです!難点を上げるとすれば、階段の段が高めで段数もちょっと多いことですかね。2階建てということもあり、宿泊客向けのエレベータはないようなので、下肢関節に不安のある方はちょっときついかもしれません。ただ、これはそもそも草津に来られる方なら大丈夫かとも思います。あとは、私の泊まった部屋だけかもしれませんが、鍵(手動)が閉めにくく開けにくい時があります。あとは、古き良き温泉宿でゆっくりしたい、という方には館内の作りや雰囲気が合わないかもしれません。非常に現代的なインテリアなので。各ベッドサイドにコンセントだけでなくUSBでも給電できる電源タップがありますので、とっても便利です。

各ベッドサイドの電源タップの写真
各ベッドサイドの電源タップ

「源泉一乃湯」、素泊まりということで躊躇されていた方もいらっしゃいますが、温泉街には飲食店等充実していますし、食べ歩きも多いので逆に夕食を出されると食べきれない可能性があります。シルバーバックというステーキ屋さんで夕日に照らされて色調が刻一刻と変化する湯畑を眺めながら、柔らかーいステーキを食べる…なんて選択肢もありです(笑)。
朝食も美味しいし、素泊まりという単語に簡素さやそっけなさが感じられることで迷われている方は、一度泊まられてみることをお勧めします!前述したとおり、アメニティも一通り揃ってますので安心して泊まれると思います。

 


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