運動がめんどくさい時は

運動をすれば体にいいのは分かってはいるけど、めんどくささが先に立って、時間がないときだけでなくある時でさえやりたくないですよね。

ええ、少なくとも私はやりたくないです・笑。

運動が嫌いなのに、運動に深く関わる仕事についてしまったので、運動を面倒だと思う気持ちは本当に分かります。患者さんに言われると、心から同意してしまいます。

運動にたくさんの良い効果があるのも分かりすぎるほど分かりますが、その事実と自分がそれをするかどうかは全く別問題ですよね。

 

なので、私は作業興奮を利用します。作業興奮とは、ざっくりいうと「やる気なくても始めればやる気でるよ」という脳の働きです。

つまり、1回だろうが一秒だろうが、やろうと思っていることをやってさえしまえばこっちのもんだ…!ということです。

よく、忙しく働く人の資格試験勉強必勝法などでも取り上げられています。「寝る前に単語を1個だけ覚える」「10秒だけと決めて勉強する」みたいなやつですね。

これを運動に応用するわけです。

例えば、「1秒だけその場足踏みする!」「1回だけスクワットする!」と決めたとしますね。ところで、運動嫌いな方は運動することによって起こる、どんな要素が嫌ですか?疲れて、翌日まで持ち越すことですか?汗をかき、そして着替えなくてはならない面倒さですか?私は両方です!笑

でも、1回スクワットをやったくらいじゃそんなに疲れないし、1秒運動しても全くと言っていいほど汗はかかないですよね?であれば、運動をやっても問題ないですね!というか、「よし、1回だけやろう!」と思った瞬間は、ただひたすら短時間・少量運動をやろうということに意識が向き、無心になってしまうので、同時にそれらのネガティブな気持ちは思い浮かばないと思います。

そうすると、体を動かしちゃう→楽しく・快適になっちゃう→ついつい続けてしまう、という流れに自動的に持っていかれてしまうわけです。

もちろん、短時間・少量しか運動をやっていないのに「疲れた!楽しくも気持ちよくもない!無理!」となってしまう場合は、心身ともに相当疲労が溜まっていると思われます。その場合は、むしろその感覚に従って、その日は運動を休んだ方が良いでしょう。

ですから、どうしても運動に対してやる気の出ない時は「1回だけ、1秒だけやってやろう」と考え、実行することをおすすめします。きっと自分の思っていた以上に運動が継続できてしまうことでしょう。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA