お尻の筋肉(大殿筋)はダイエット効果が高い上ズボラでも鍛えやすい

前回のHIITの記事で、お尻の筋肉が鍛えられた効果しか強調しなかった気がしますが・笑、せっかくなのでお尻の筋肉を鍛えることで得られる効果をご説明します。

今日はバレンタインですし。ハートを逆さまにするとほぼ確実にお尻に見えますしね(無理矢理感)。

ハート型のチョコケーキ
上下を逆にすると…?

いわゆるお尻を形作っているのは大殿筋(だいでんきん)と言います。

大殿筋というくらいなので、中殿筋も小殿筋もあります。中殿筋もひざ関節の保護や立位バランスに深く関わるので重要なのですが、今回は大殿筋を中心に取り上げます。

大殿筋は、人体の単一筋としては最大の筋肉になります。どれくらい大きいかというと、おそらくあなたがお尻だと思っている部分はほぼほぼ大殿筋です(笑)。
太ももの前の大腿四頭筋も大きいですが、4つの筋肉が合体して大腿四頭筋となっているため、一つの筋肉で比べると大殿筋が大きいです。

そして、筋肉が大きいということはカロリーを消費しやすいということですね。ダイエットの強い味方です。

また、大腿四頭筋も健康のために鍛えるべき筋肉ですが、鍛えすぎると筋肉の付き方にとっては足が太く見えることがあり、若い女性だと抵抗があるかもしれません。(例え足が太く見えるのが気になるとしても鍛えることをお勧めしますが)。
また、大腿四頭筋は立つ、歩くでほぼ使わざるを得ないので、ほっといてもある程度は鍛えられる部分でもあります。ハーフスクワットなんかでも、重心のかけ方を注意しないと前ももに負担がかかりやすく、後ろももの筋肉とのバランスが悪くなって腰痛の原因になったりしますしね。
しかし、大殿筋は意識しないと加齢で落ちやすい筋肉でもあります。それに加え、加齢によって、お尻の脂肪をお尻部分に閉じ込めている組織が緩んでいき、お尻の脂肪が太ももに進出していくので境目が薄れていくそうです。ですから、お尻が垂れている=加齢の象徴にも見られるのでは無いでしょうか。

また、大殿筋は、4足歩行から立ち上がった後に、必要に迫られて特に発達した筋肉でもあります。ロマンがありますよね…という個人の主観は置いておいて、背中の筋肉(背筋群)と共に上半身を起こして伸ばすための筋肉です。
ですから、お尻を鍛えようとするとお尻だけでなく特に胴体の下の方(下部体幹)が同時に働くことが多いのも相まって、重力や加齢のために丸まりがちな背中を伸ばすのに役立ちますよ。腹筋を鍛えたら、同程度になるよう背筋を鍛えたほうが良いと言われますが、お尻も背中を伸ばすのに重要です。

また、単純に引き締まった丸いお尻は魅力的ですよね。男性でも女性でも、プリッと上がったお尻は魅力的でついつい目が行ってしまいませんか?大殿筋を鍛えると隣接したウエスト周りのサイズを減らすことにも役立ちますし、もしくはお尻に適度なボリュームがあることでウエストが対比され引き締まって見える、など、見た目のダイエット効果も大きいです。

ということで、鍛えられたお尻の筋肉、特に大臀筋は見た目も実用性?も兼ね備えています。鍛える方法としては、太ももを後ろに蹴る・伸ばすような動作(特にひざを90°曲げて行なうと大殿筋が働きやすいです)で鍛えられます。

立った姿勢で後ろに足全体を持ち上げるもよし、

打ち合わせなどで立っている時にお尻の穴を引き締める様に力を入れるもよし、

そして何より起き上がるのも面倒くさい私にとっては、寝たままブリッジ(ヒップリフトとも言う)という、仰向けで両膝を立て上半身がまっすぐになる程度にお尻を持ち上げるだけという簡単な動作で鍛えられるので、鍛えるために必要な気合のハードルが限りなく低いです。

眠くて寒くて布団をかけたままでも、布団を重りだと思いこめばぬくぬくしながらできるズボラに優しい筋トレでもあります…!

いつでもどこでも大したやる気がなくても鍛えやすいのに、ダイエットの強い味方である大殿筋

鍛えない手はありませんね。


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