株主優待目的で株を持っていると、ほぼ必然的に株主総会の通知が来ますよね。
しかも、大体時期がかぶっているため、株主総会に出席しないまでも、返信が面倒くさいですよね。締切も近いし…
一応議決権行使書にQRコードがあるんですが、そこから更に議決権行使コードがあったりして、スマホで入力するのは意外と面倒くさいです。QRコードを載せておらず、アドレス手打ちを促す会社もあるし…
さらに、議決権行使書に記載のパスワードを要求されます。スマホで細かい画面を見ることや、いちいち英数字入力の切り替えが面倒な方は、サクッとパソコンで行ってしまったほうが身のためと思われます。
で、「締切近いのに株主総会資料も読んでないし、内容わからないからいっそ返信しなくてもいいかな~」と思ってしまったんですが…
正直、1単位しか株をもっていないのに、議決権を行使してもしなくても大局に影響するとは思えません。
余談ですが、同じことは選挙にも言えますよね。一応調べて投票しにゆきますが、正直最高裁判所の裁判長の人となりや、信頼に足るかどうかなんて、たとえ調べてもわからないですよね?
総会資料を読んでいてふとそのことが頭をよぎりました。
しかしですね…選挙とは異なり、株主の場合、議決権を行使しないと、有権者本人にとって即物的な実害があるそうなんです。
なんと…返信しないと損することがあるらしいのです!
実は、議決権行使書の返信(ウエブ上だと登録ですかね)が、お礼の品を受け取る必須要件になっている会社があるというのです…
お礼の品は、貰う内容も条件も会社によって異なるため、持っている株について再度確認されることをおすすめします。もしかして、最近変更されているかもしれませんしね。逆に、これを調べることで魅力的な銘柄の再発見につながるかもしれませんので、新規銘柄の購入を検討されている方はこの視点から調べてみても良いかもしれません。
というか、素直に議決権行使書を返信するか、ウェブサイトで行使すれば早い気もしますね。ちなみに私は、手持ちの株にそのような条件があるかどうか確認するのが面倒だったので、大人しくすべての議決権行使書に返信しました…
全部月の下旬の17時が締切だったのですが、26日のものもあれば21日のものもありました。17時なんて、私の場合普通に勤務中の時間だったので、もう少し放置していたら締切を過ぎてしまうところでした。早めに確認してよかったです…。
ということで、今回の教訓は、「株主の議決権行使はちょっと面倒くさいけど、出せば得することがある」でした!
そして、確認はお早めに!
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