腸内細菌で思考が影響される?

以前、美術館で発酵食品を研究している方の作品に「食べるもので思考や性格が決まる」というようなキャプションがありました。食べるものからホルモンが作られるため、気分や思考は影響されると解説がついていました。

当時は衝撃的だと感じましたが、調べてみるとこの考えを支持するような説が見つかりました。

腸内細菌は、その人が食べたものしか食べられず、ベジタリアンの人と肉類・高脂肪食が多い人では主に腸に住む細菌は違ってくるそうです。

そのため、海外旅行などの短期の食生活の変化により、急に日本食が食べたくなるのは、普段の食生活によって増えた腸内細菌が要求しているという考え方もあります。

また、ヨーグルトや納豆など、体に良いとされる発酵食品も、続けなければその細菌は腸内に有効に滞在しません。

また、炭水化物を腸内細菌はエサとしますが、小腸で糖質は吸収されてしまうため、食物繊維が主なエサとなります。

腸内細菌のエサは、水溶性の食物繊維が大半なので、野菜やネバネバしたものを積極的に取れるといいですね。

善玉の腸内細菌がたくさんいると、免疫力が上がり、海外でもお腹を壊しにくいという説があります。

旅行の添乗員さんも、海外に乳酸菌の入った薬を持参しているのを私も見たことがあります。

腸をきれいにして、心身の健康を手に入れちゃいましょう!


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